横浜映画ボーイ

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【映画感想】「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」 6.5/10点 【ネタバレ】

 

 

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ムービーウォッチメンの課題映画だったので、本日見に行ってきた。劇場はローグワン初日ということもあり中々混んでいた。普段はあまり見ない外国人が多かったことも印象的だった。

映画の感想は、色々突っ込みどころは多いが、それもスターウォーズだということで面白かった。上映時間は2時間超と長めだが、苦ではなかった。

良かった点で一番はやはり、現時点でのハリウッド最新最高映像技術が見せるその映像だろう。私がスターウォーズを見るのは約10年前のエピソード3以来だが、その進歩ぶりに驚かされた。特にデススターが初めてその力を見せ付ける、ジェダを消し去る場面だが、爆風が地面を捲りながら迫ってくるところなどは迫力満点で凄かった。

あとロボットのK-2も良かった。小さい頃にドラえもんの海底奇岩城でバギーが突っ込むところで感動して以来、仲間や大切な人の為に命を投げ出すシーンにぐっと来るようになったのだが、今作でK-2が主人公を守り、最後の力を絞って扉をロックして操作盤を破壊する場面ではやはりくるものがあった。

反乱同盟軍の戦闘機とかも懐かしくてよかった。ブルーリーダー、レッドリーダーといったコールサインも、コクピットが固定されたカットで映されているのも、スターウォーズ見ているなあと実感させてくれた。

突っ込みどころとしては、将軍や提督が先走って突っ込みすぎといった作戦が朴訥すぎだろとか、人数が全体的に少なすぎだろとかあるが、まあスターウォーズってもともとこうだったよな、むしろスターウォーズはこうでなきゃと思ったので腹も立たなかった。

あとクライマックスで色々な要素が一気に雑になったのが気になった。ボーディーが通信するために色々するのだが、何その解決方法?みたいな、モブの兵士もその装置どこにあるんだよとポカンとするんだが自分も全く同じ感想だった。やはりこういうのは前もってどうやったら解決できるか振っておかないと、トラブル発生→口頭でこうやってああやって、と急に解決方法を説明されても見ている側としてはピンとこない。あと、イムウェが死を覚悟で主電源?を入れるところも(何故装置が野晒し?)、マルバスが死ぬシーンも、高層ビルの最上階にあるアンテナの真下に装置盤があったり(強風が吹き荒れる高さで、しかも落下防止の柵もない。危なすぎだろ)、アンテナのリセット装置が突き出た場所にあったり(あぶない!何のためにあんなに危険なところにおいてるんだ、ジンが危なくなる演出のためだろ)、クライマックスは引っかかる箇所多数だった。理由はなんとなく分かる。全員がここで死ぬという設定が先にあったために、脚本がそれに引っ張られてしまったのだろう。先に設定があり、それにあうように登場人物を動かすと必然性はどうしても脇に追いやられてしまう。

このように突っ込みどころ多数だが、決してつまらない映画ではない。やはりその映像の迫力はものすごいし、いままでのスターウォーズシリーズとの繋がりも楽しめる。映画館で見るなら7/10点、家で見るなら6/10点といったところだろうか。

最後に、今までのスターウォーズシリーズではジェダイが主人公で気にならなかったが、今作のように普通の人たちのドラマの中にジェダイが出てくると、そのチートぶりに驚かされる。ダースベイダー強すぎでしょ、笑。